韓国トーストがお洒落に「TEgg.42(テグヨンニ)」ふわふわ卵のトースト~渋谷・町田に出店したチェーン

韓国の街中の屋台や、トーストチェーンで売っている韓国式トースト。

韓国式トーストは焼いた食パン2枚に、薄焼き卵やキャベツのほか、ハムやチーズなどを挟み込んだ焼きサンドです。朝食を中心に食べられますが、トーストチェーンでは朝から夜まで営業しています。

今回訪れたのは「TEgg.42(テグヨンニ)」というお店。以前は渋谷店(1号店、実践女子大前)・渋谷道玄坂(2号店)で営業していましたが、すでにいずれも閉店しており、今は3号店の町田店だけのようです。


[写真は渋谷店(閉店)]

ホームページによればTEgg.42(テグヨンニ)は2019年3月にソウル・聖水洞にオープンしたお店で、フランチャイズチェーンとして米国や中国にも出店しているとのこと。TEgg.42 聖水洞については拙記事をご覧ください。

若者に韓流や韓国フードの人気が高まるなかで、おしゃれなトースト店として日本のテレビでも紹介されています。

TEgg.42のトーストは縦長で厚みのあるイギリス食パンを使っており、そこにふわふわした卵(スクランブルエッグ)をベースにして、メニュー別にトッピングが異なるというもの。

メニューを見てみると、スパイシーチキン、バーベキュー、エビアボカドなどの種類があり、それぞれチキンやアボカドなどが挟まれている形です。値段は単品で550円~700円。

写真はダブルチーズベーコン(630円)。ふわふわ卵とベーコンのハーモニー。備え付けのソース(シロップ)をお好みでつけて食べます。

韓国では卵を挟み、そこにケチャップをかけたり砂糖をまぶすのがスタンダードですが、このチェーン店では商品としてのトーストに味が付いているうえに、さらにソースをかけるという形になっており、流行のハニーマスタードなど4種類が揃っています。

そのなかにはチョコレートシロップやメイプルといった甘いものもあり、パンを少し余らせて、そこに軽くつけて食べることによってデザート感覚で味わえるのだとか。

これまでのスタンダードな韓国トーストとはだいぶイメージが変わって、ひと工夫、ふた工夫を凝らしたトーストになっています。

住所:東京都町田市原町田4丁目2−3(町田駅北口、町田駅前通り)
INSTAGRAM: @tegg42.machida

吉村剛史(トム・ハングル)

投稿者: 吉村剛史(トム・ハングル)

1986年生まれ。ライター・メディア制作。大学時代から韓国にハマり、20代で韓国100市郡・江原道全18市郡踏破。1年8か月のソウル滞在経験があり、2021年1月に『ソウル25区=東京23区』を出版。新大久保の記事は「散歩の達人」2018年2月号 コリアンタウン特集、「新大久保コリアンタウン70年史」(海外ZINE)他 。プロフィール詳細 ホームページ Twitter:@tomhangeul