なつめチップス~韓国・報恩(ポウン)のナツメを使った自然のお菓子

日本ではあまり馴染みのないナツメ。韓国や中国では漢方薬の素材としても使われている果物です。

そんなナツメはそのまま生で食べても美味しく、乾燥のものはドライフルーツでもよいですし、料理にも使えます。ただよくわからないという方は、ナツメチップスがおすすめです。

今回は韓国のなつめの産地として有名な報恩(ポウン)という地域のなつめチップスをご紹介します。

●報恩とはどんな場所?
韓国のナツメの産地といえば、忠清北道・報恩(보은、ポウン)と、少し南にある慶尚北道・慶山(경산、キョンサン)という地域が有名です。

なかでも報恩ナツメは、その歴史も数百年と長く、糖度も高いほか、品質も良いことで知られています。近年は積極的な輸出を目指しており、2018年秋には新大久保コリアンタウンのスーパーで生ナツメが販売され、その際には報恩郡から郡守が訪れました。

※「報恩なつめ」は日本で商標が取得されました(2018/12)


[生ナツメと乾燥ナツメ]


[左)報恩なつめ広報大使で料理研究家・趙善玉氏 中)報恩郡・鄭相赫郡守 右)輸入元の高千穂物産・羅健鎔代表)]

参考記事:韓国報恩(ポウン)郡から郡守が来日し、ナツメの広報

また毎年10月に開催される「報恩ナツメ祭り」は、ここ数年、韓国国内でも知名度の高いお祭りへと成長し、昨年は開催期間中には約90万人以上が訪れたといいます。

韓国ナツメの名産地・報恩(ポウン)~報恩ナツメ祭り(韓旅専科)

●なつめチップスはそのまま食べても美味しい
とはいえ、ナツメは日本ではほとんど浸透していない食品。「食べ方も知らない」という人のほうが多いでしょう。ただ、なつめチップスなら手軽ですし、そのまま食べても美味しいです。食べ出すとついつい手が出てしまうほどです。

ナツメチップスは、ナツメを乾燥させてパリパリにしただけであり、それ以外の添加物は含まれていない自然の味です。ドライフルーツで、子どものおやつにも安心。ほどよい酸味と甘みが美味しいのです。

パッケージの裏には「ヨーグルトと混ぜてもよい」と書かれていたりもします。サラダに入れたりといったアレンジも可能です。


[サラダに入ったナツメチップス]

またナツメは花粉症対策にもつかえる、という記事もあります。実際にどこまで効果があるかはわかりませんし、個人差も大きいと思いますが、お悩みの方は今年の春、試しに取り入れてみてはいかがでしょうか。参考記事:「食べれば年をとらない」ナツメは、花粉症対策にもつかえる(cafe globe)

●楽天市場のショップでも販売されています。
報恩なつめチップスは、新大久保のスーパー、輸入元直営ショップBOBUSANG(楽天市場)でも販売されています。細かな値段や販売店まではは調査できていないのですが、ネット販売よりも新大久保の小売店のほうが安い場合もあるため、その点はご了承ください。

新大久保に立ち寄れる方はまず探してみてください。遠方の方は通販が良いと思います。販売されている商品は20gと40gの2種類があります。

ただしネットで販売されている商品を買うには送料がかかるため、他の商品と組み合わせるなどしてまとめ買いされたほうが良いと思います。

報恩 なつめチップス 20g X 5袋 報恩 なつめチップス 40g X 5袋

「料理に使いたい」という方は、乾燥ナツメを購入されるとよいでしょう。念のためお伝えしておくと、国産は生産自体が少なめで値段が高い傾向、中国産がより安いです。これは食文化の違い。日本ではあまり馴染みがないものなので、当然といえばそうです。

報恩 ドライなつめ 400g X 1袋

乾燥ナツメは韓国に行かれる方は、直接購入しても良いと思います。生ナツメは手続きに手間がかかるのであまりおすすめしません。しかし乾燥ナツメは念のため日本で植物検疫にかければ、すぐに検査済みシールを貼ってくれます。

添加物なしのナツメチップス、食べ出すと止まらない美味しさです。ぜひ一度味わってみてください。

吉村剛史(トム・ハングル)

投稿者: 吉村剛史(トム・ハングル)

1986年生まれ。20代のうちに韓国100市郡・江原道全18市郡踏破。1年8か月のソウル滞在経験がある。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でライターデビュー。同年韓国の新聞・中央日報にも掲載。「海外ZINE(トラベロコ)」に連続寄稿中。新大久保の取材では「散歩の達人」2018年2月号 コリアンタウン特集、「新大久保コリアンタウン70年史」(海外ZINE)他 。プロフィール詳細 ホームページ Twitter:@tomhangeul