韓国水産物のK-SEAFOOD(ケーシーフード)と、韓国政府認証のブランドK・FISH(ケーフィッシュ)~2つのイベントから

12月4、5日には東京ドームプリズムホールで行われたK-FESTIVAL2018にて、韓国水協中央会(K・FISH)がブースを出店。12月11日には四谷にある韓国文化院にて韓国大使館が主催するK-SEAFOOD DAYが開催されました。

●K・FISHとK-SEAFOODとは?
「K・FISH(ケーフィッシュ)」と、「K-SEAFOOD(ケーシーフード)」。二つの言葉が並んでおり、パッと見たときにこの違いは何なの?と思ってしまいがちです。どちらも韓国産水産物であることは間違いないのですが、一体この違いは何なのでしょうか?

まずはK-SEAFOODから説明していきましょう。

●K-SEAFOOD(ケーシーフード)=韓国水産物の総称
K-SEAFOODとは、韓国水産物の総称です。韓国の大衆音楽、ポピュラーミュージックをK-POPといいますが、それと同じ。韓国で獲れる水産物やそれに関連する水産食品はみなK-SEAFOOD(ケーシーフード)といいます。

●K・FISH(ケーフィッシュ)=韓国政府の国家的な水産物の統合ブランド(プレミアムブランド)>

K・FISHというのは、K-SEAFOOD(韓国水産物)のなかでも「韓国水産物のブランド」のこと。衛生、設備などの厳しい審査基準を満たしたものに韓国政府が与えたもの。その商品にはK・FISHのマークがついています。

[K・FISHのロゴが入った「のりのりちゃん」(輸入元:True World Japan)]

●K-FESTIVAL2018
12月4、5日には、東京ドームプリズムホールで行われた「K-FESTIVAL2018」の韓国水協中央会のブースでは「K・FISH」のブランドがついた商品も含めて、韓国水産物が販売されました。

途中でアイドルグループ、A-JEX(エージャックス)が訪れ、韓国水協中央会のブースは大盛況。

そのブースのなかで「韓国水産物×韓国旅行」のセミナーをさせていただきました。港町である釜山のお話を中心に、そこから訪れることができる港町、日本に輸出されている韓国水産物のなかで、主力の存在である養殖アワビの産地をご紹介しました。 View this post on Instagram

吉村剛史(トム・ハングル)さん(@tomhangeul)がシェアした投稿 – 2018年12月月11日午後3時17分PST

お忙しいなか立ち止まってお話を聞いていただいた方、誠にありがとうございました。

●K-SEAFOOD DAY
12月11日には韓国文化院にて、韓国大使館主催によるK-SEAFOOD DAYが行われました。こちらは韓国産水産物の式典。会場には韓国海産物の関係者らが集いました。

韓国大使館の李廷逸公使による挨拶や韓国海洋水産部東京輸出センターの金東煕センター長による報告が行われたあと、表彰された方々らも含めて、K・FISHと書かれた餅ケーキの入刀。この餅ケーキの出来もまたすごい!

ケーキの入刀が行われた後、餅ケーキや料理を手掛けた趙善玉料理研究院・趙善玉院長によるお話、伽耶琴(カヤグム)奏者による演奏、タレントの大桃美代子さんによる韓国水産物トークなどが行われました。

手の込んだ料理、もっというならば愛情が込められた料理の報告もひとつひとつ取り上げたいところですが、水産物を使った韓国料理を中心に、イタリアンも含まれるなど様々でした。

●K-SEAFOOD、K・FISH、そして日韓の水産業の発展に期待。このように日々、韓国水産物が日本に入ってきています。現実的なことをいえば、日韓のあいだには漁業権の問題、水産物の輸入規制などの問題もあるにはあるのですが、それでも私たちの食卓に並ぶのは美味しくて安全な海産物。韓国から日本へ、もちろん日本から韓国にもそれぞれ美味しい海産物や加工食品が輸出されています。

「K・FISH」というブランドはもちろんのこと、日韓の水産食品にも関心をもって頂ければと思います。

吉村剛史(トム・ハングル)

投稿者: 吉村剛史(トム・ハングル)

1986年生まれ。20代のうちに韓国100市郡・江原道全18市郡踏破。1年8か月のソウル滞在経験がある。2012年に韓国文化誌『スッカラ』でライターデビュー。同年韓国の新聞・中央日報にも掲載。「海外ZINE(トラベロコ)」に連続寄稿中。新大久保の取材では「散歩の達人」2018年2月号 コリアンタウン特集、「新大久保コリアンタウン70年史」(海外ZINE)他 。プロフィール詳細 ホームページ Twitter:@tomhangeul