2014年にデビューした4人組の女性ユニットのMAMAMOO(ママムー)。優れた歌唱力で、実力派アイドルとして人気を集めています。
特に女性に人気で「ガールズクラッシャー」とも呼ばれているそうですが、男性である筆者が仮に女性目線で見るとすれば、カッコよくて憧れのお姉様といった存在ではないでしょうか。特に2015年にリリースされた「Um Oh Ah Yeh(음오아예)」は、その年のヒットソングにもなり、耳に残る名曲です。
韓国によく出かける方なら、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
●ママムーのメンバー2人の出身は、全州
4人のメンバーの名は、ソラ、ムンビョル、フィイン、ファサですが、メンバーの出身地を見てみると、そのなかのフィインとファサが同郷。全州(전주)の出身で、中学1年生からの友達なのだそう。この記事では2人の出身地がどんな場所なのか、を詳しく見ていきたいと思います。
全州はソウル・龍山駅からはKTXで約2時間で行くことができます。韓国地方旅行のビギナーの方にもおすすめできる場所です。
●フィイン(휘인)
フィインという名前は、漢字では「輝人」と書きますが、漫画の主人公からとった名前なのだといいます。
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MAMAMOO WHEEIN | 마마무 휘인さん(@mamamoo_wheein)がシェアした投稿 – 2018年 3月月8日午前3時37分PST
フィインの出身地は全州市完山区の三川洞(삼천동、サムチョンドン)という街。ここは「マッコリタウン」で有名な場所。全州の食文化の一つで、マッコリをやかんで注文するとおかずはぜんぶ無料!という驚くべきシステムの居酒屋があります。
居酒屋街とはいえ、特に繁華街といった印象は感じられず、ふつうの住宅街に同じような店が何軒も並んでいる、といった場所です。全州にはこのような街がいくつかあります。最近はカップル用のセットを用意する店もあったりするそうです。
●ファサ(화사)
ファサのルックスを見ると、韓国人離れした印象さえ感じられますが、本名は安恵真(アン・ヘジン)といい、韓国人そのものです。
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MAMAMOOさん(@mamamoo_official)がシェアした投稿 – 2019年 3月月29日午前6時38分PDT
彼女の出身地も同じくフィインと同じ全州市。どこに住んでいたかは彼女の話のなかから明らかになったようで、全州屈指の繁華街・全州客舎通り(객사길)のあたりだといわれています。これはフィインと同じく完山区です。
この客舎通りは全州市外バスターミナルと全州韓屋村との間くらいに位置し、近くに全州国際映画祭のJIFF映画通りがあるなど、全州の中心街となっています。
●前週は地方からの観光客にも人気
ここ10年のあいだで全州は韓国人の間でも人気の観光地となったほか、テレビ番組の「孤独のグルメ」でも全州でロケが行われるなど、日本でも注目されてきています。
そんな全州はフィインやファサの出身地だということも、ぜひ頭に入れておいていただければと思います。
【余談・全州といえば…】ちなみにこれは余談ですが、オルチャンファッションの通販サイトとして10代~20代に有名なファッションサイト「GOGOSING」は、ファサやフィインの出身地と同じ、全州市完山区に位置しています。
韓国ファッションに興味がある方はこちらもチェックを!→ 韓国オルチャンファッションの代表サイト《GOGOSING》